先日、テレビ番組『本当に必要? 学歴の経済学』で素敵な言葉に出会ったので紹介したいと思います。
文学に学歴はいるのか?
そもそも大学に行ってない又吉がキャンパスライフを体験するという企画だった。
とある大学の芸術学部のゼミに混ざり、話すという時間があった。
ちなみに吉本ばなななどの出身校らしい。へぇ。
そこで、佐藤洋二郎先生という人が
小説家になりたいひとたちへ
といった内容の講義をおこなう。
「みんなは学校休んで、
恋人とデートして、酒飲んで、喧嘩してむしゃくしゃして、
うちに帰る。また缶ビールを飲む。冷蔵庫開けて。
今日は面白くなかった。
テレビ見る。
それからお風呂入る。
11時くらいになって、ちょっと時間があまったら
さて小説でも書きましょうか。
そんなのダメだよね。
一番大切なものは一番はじめにやらないと。
書いてると12時間すぐ終わるから。
帰ったらすぐに机に向かうんだよ。」
また、
言葉は自分が幸福の時にはあんがい届かない。
自分がうまくいかないとき言葉がむこうからよってくる。
という持論も持っていた。
言葉を大切に思う又吉も、考えさせられていた空間が面白かった。